日当たりのよい空き地に見られるイネ科の多年草である。細い葉を一面に立てた群落を作り、白い穂を出す。 地上には花茎以外にはほとんど葉だけが出ている。。葉には細くて硬い葉柄があって、その先はやや幅広くなり、広線形。葉はほとんど真っすぐに立ち上がり、高さは30-50cm程になる。葉の裏表の差はあまりない。「世界最強の雑草」という称号があり、世界の侵略的外来種ワースト100 選定種の一つである。和名は茅萱。
≪万葉集巻十≫
「秋風の寒く吹くなへ我が宿の浅茅がもとにこほろぎ鳴くも」